各クリニック代表 診療への想い
ウェルコンパス城南クリニック
院長・医師
清水 淳(しみず あつし)
かけがえのない人生を、
住み慣れた地域で自分らしく
私は2001年に新潟大学医学部を卒業し、同大学の泌尿器科に入局しました。その後、新潟大学医学部附属病院を中心に、腎臓移植や透析治療、前立腺癌などの治療に従事してきました。
そうした中、祖父が脳梗塞で倒れ、言語障害と半身麻痺となりました。祖父は、在宅医療を受け、自宅で天寿を全うしました。祖父の姿を通して、言葉や体が不自由でも、心の中は豊かであり、人間としての尊厳は全く失われないことを学びました。それから、在宅医療を志し、10年以上となりました。
在宅医療は総合診療ですので、糖尿病や脳血管疾患、認知症、癌の疼痛緩和など、様々な疾患への対応が求められます。今まで泌尿器科専門医として、多くの患者様の診療をさせていただきましたが、更なる知識と技術の向上を目指し、日本在宅医療連合学会 認定専門医・指導医、日本緩和医療学会 緩和医療認定医・施設指導者の資格を取得しました。
2023年4月より、ウェルコンパス城南クリニックは診療を開始しました。
ありがたいことに、多くの患者様から診療のご依頼をいただいています。
クリニック開設後の1年間で約200名の患者様の訪問診察をさせていただきました。健診やワクチン接種なども含めると、約500名の患者様の診療に携わりました。
緊急往診・看取り・癌の疼痛緩和等の実績が認められ、厚生労働省より「機能強化型在宅療養支援診療所」「在宅緩和ケア充実診療所」に認定されました。
患者様が、かけがえのない人生を、住み慣れた地域で自分らしく過ごしていただけるよう、職員一丸となって取り組んでまいります。
これからもご指導のほどよろしくお願いいたします。