わたしたちの想い
笑顔のある毎日のために。
「手当てのこころ」を大切にします。
「手当てのこころ」
私たちは、「手当てのこころ」を医療法人社団 明正会の最上位の理念、「基本理念」として位置づけます。
また「手当てのこころ」は、「医療法人社団 明正会の3つの理念」の1つでもあります。
「手当てのこころ」は、医療・看護・介護の原点ともいうべき言葉です。
例えば母親が、体調の悪い子どもの額に手を当てたり、痛むところをさすったりすると、それだけで子どもは、痛みやつらさが和らぎます。
それは、「自分を心配してくれている」「あたたかい手で触ってくれる」という安心感が子どもの心に作用して痛みを和らげ、気持ちを楽にしてくれるからです。
この子どもを思いやる母親の愛情あふれる行為こそが、医療法人社団 明正会の基本理念の原点なのです。
私たちは、常に患者さまとご家族の気持ちを思いやり「心のケア」と「身体のケア」を併せた「手当てのこころ」を何よりも大切に実践していきます。
私たちは、まず思いやりの言葉で患者さまとご家族の「心のケア」に努め、続いて治療で症状を改善する「身体のケア」を行います。
3つのグループの理念
私たち医療法人社団 明正会は、「手当てのこころ」を基本に、「安全で安心」な医療・看護・介護サービスによって、地域住民の皆さまが日々健康に暮らせる「よろこび」を実現します。
私たち医療法人社団 明正会は、地域医療の担い手としての使命と責任を果たし、地域住民の皆さまから「信頼」していただくことを、私たち自身の「よろこび」とします。
3つの約束
1.「まるごと」診ます
私たちのクリニックは、若い方も高齢の方も診療の対象とさせていただいておりますが、特に高齢者を診ることが得意な診療所でありたいと思っています。
例えば、高血圧、糖尿病、肺疾患、心不全といった慢性的な病気は長いお付き合いが必要です。
そのような方が、突然お腹が痛くなったり、転んで怪我をすることがあったり、蕁麻疹が出たりすることもあるでしょう。一人の患者さまを「臓器別」に診るのではなく「たくさんの病気を持った一個人」として診療いたします。専門的な検査や治療が必要と判断すれば、適切な時期に臓器別の専門医を紹介いたします。
2.「いつでも」「ずっと」診ます
「いつでも」とは
私たちのクリニックは、機能強化型在宅療養支援診療所として、在宅患者様に対しては、健康状態の変化に対して24時間365日体制でいつでも電話で相談ができ、必要であれば緊急の往診を行い、連携医療機関を中心に入院先を手配いたします。
「ずっと」とは
一人の患者様を最期まで診ていく、この「最期まで」に当院はこだわりたいと思っています。 主治医として永く担当する中で、歩けるときは外来で、通院が難しくなったら在宅で診させていただくことが理想です。
3.「地域」を診ます
私たちのクリニックは、街の健康を守り、住み慣れた街で安心して暮らせるよう、医療面に関してお手伝いできればと考えています。
この街で暮らす様々な人を対象に、健康相談、医療相談を行います。
また、医療講演の機会をも設け、地域の方とつながる窓口を作りたいと思っています。
私たちが得意とする在宅医療においては、病気の治療よりも、療養する環境の整備が優先することが多いと考えています。
患者さまやご家族が安心して療養できる環境がなければ、いくら医療面で支えようとしても効果は期待できません。そのために、医療だけでなく介護や福祉との連携が大切で、積極的な協力関係を築く努力をします。